線維筋痛症かもしれません|この病気の薬物療法の今後

笑顔の女性

身体中の痛みの原因は

ナース

検査をしても異常がない

検査では異常が全くないのに、関節や筋肉、骨など身体中が痛い場合、その原因は線維筋痛症かもしれません。聞き慣れない名前かもしれませんが、以前は心因性リウマチ、非間接性リウマチなどと呼ばれていたものが、線維筋痛症という名前に統一されたものです。この病気の特徴は、身体中のいたるところに痛みが出ることと同時に、疲労感や頭痛、頭が重い、不眠や不安感、うつのような症状など様々なものが発症することです。厚生労働省の調査により、線維筋痛症は日本では約1.7%の人に見られる病気で、30代〜50代の女性に多く発症しています。似たような症状が出る病気として慢性疲労症候群がありますが、線維筋痛症の人の約3分の1の人には慢性疲労症候群の合併症があります。欧米では以前から遺伝する物だという認識も強いのですが、遺伝的要因は明らかにされていません。全身の痛みがひどく、本人は日常生活もままならない状態になることもありますが、原因が検査をしてもわからないことと聞き慣れない病気のため、他の人からは理解されずらい病気だと言われています。

どんな治療法があるのか

線維筋痛症は原因がはっきりと解明されていないため、根本的な治療が難しいとされています。まずは病院でリウマチや膠原病といった他の病気である可能性や、併発をしていないかの検査をしっかりと行うようにしましょう。診療の際にはリウマチ科のある病院が適していると思われますが、ストレスなど心因性のものが原因で起こっているという説もあり心療内科での治療や、外科手術や交通事故などの外傷が引き線維筋痛症を引き起こしているケースも報告されているため、内科や整形外科でも治療を行っていることがあります。線維筋痛症は原因がはっきりしないため治療の方針も難しく、一般的な病院では診察を渋る場合もあると言われているため、専門的に診療をしてくれる病院を探すようにしましょう。一度病院で検査を行っても原因がわからないと言われたからといってそのまま放置しておくと、発熱やアレルギー症状、震えやめまい、意識障害などを起こすケースも報告されているため、治療を行うようにすることが重要です。