線維筋痛症かもしれません|この病気の薬物療法の今後

笑顔の女性

原因不明の痛みが出る疾患

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激しい痛みを感じる原因

激しい痛みや睡眠障害、うつ症状などが現れているにも関わらず、医療機関で検査を行っても身体的・精神的な異常が特定できない疾患を線維筋痛症と言います。線維筋痛症は早期発見が重要とされており、早期の治療により症状を緩和させることができます。線維筋痛症の発症の原因は現在明らかになってはいませんが、脳の痛みを伝達する機能の異常によって発症すると考えられています。脳の痛みを伝達する機能が過敏になり過ぎている、または痛みの伝達を抑制する機能が正常に働いていない場合、少しの刺激で痛みを感じやすくなってしまうのです。脳の伝達機能の異常が原因と考えると、痛みを感じる部位を検査しても原因を特定できないことも説明がつきます。この伝達機能の異常は、過度の精神的ストレスや激しい外傷が要因となって引き起こされる場合が多いとされています。ただし線維筋痛症は未だ不明なことが多く、ストレスや外傷だけが原因ではなく、生活習慣や生活環境なども複雑に絡み合い発症に至ると考えられています。

激しく痛む疾患の治療法

線維筋痛症の代表的な症状が、激しい痛みです。痛みが現れるのは全身であったり、一部分だけの場合もあります。また痛む部位が日によって違うといった症状も少なくありません。その他の症状が、疲労感や倦怠感、うつ症状、睡眠障害などです。疲労感・倦怠感は個人差が大きく、重度の場合は仕事や家事などの日常生活に大きな支障が出てしまいます。うつ症状は、線維筋痛症の激しい痛みや疲労感は他人には理解されにくい為に、悲観的になってしまうことで現れます。最後に睡眠障害の症状が痛みによって中々寝付けなかったり、すぐ目が覚めてしまうなどが挙げられます。睡眠不足になるとストレスも感じやすくなり、線維筋痛症を悪化させる要因となり悪循環となってしまうのです。線維筋痛症の治療法は運動療法、認知行動療法、心理療法、薬物療法を患者に最も適した組み合わせで行うことが基本となります。患者一人一人の性格や生活環境などを考慮し、様々な治療法でアプローチしていくのが特徴です。線維筋痛症は早期の治療と専門医との信頼関係が、症状の軽減において最も重要とされています。